propaganda。

そういう「システム」だ。



ここ一週間ほど教習に行けていない筆者です。
厳密に云えば、本当は今日の予約は取ってあったんです。
でも週間天気予報で天気が悪いという予報だったのと
筆者の通っている教習所では、雨が降ったら必ず
カッパを着なければいけないと決まっていたので
「他人の着たカッパなんて着れない」と思い、予約を取り消しました。
ヘルメットもグローブも教習所の物は使わないもので。

という事で時間が空いたので、今日は久し振りに映画を観ました。

1本目は「メン・イン・ブラック3」
「メン・イン・ブラック」は好きなので全て観たはずですが
3の記憶がぼんやりとしていたので観ました。
好きや云うて覚えてないというね。
なんでもそうだけれど、全シリーズ面白いのは珍しいですよね。
ちょっとネタバレすると、あれ最後グリフィンが
大佐に未来を見せて話が進んでいくところがあるけれど
あれって、大佐は自分がどうなるかまで解ってるんだよね。
グリフィンが「この先は見たくない」というのも
大佐がKの誘いを断るのも、全部それ込みの事なんだよね。
解っていても正しいと思う行動をして、それを誰かがつないでいくところが
映画だけじゃなくてアニメとかでも筆者は泣いてしまう。
そういう事が出来るのって、人間だけだから。

1本目が少しだけしんみりしちゃったので
2本目は「コメディでも観よう!」と思い
「帰ってきたヒトラー」を観ました。
なんかこう、ヒトラーって知らないけど興味はあるんです。
今までの彼女というか好きになった子が何故かヒトラーが好きで。
それでドイツ語がちょっと出来る子も居たし。
YouTubeで予告を見て、「あ、とっつきやすそう」と思ったので
予備知識は全然ありませんでしたが観てみました。
「メールアドレスはどうします?」と聞かれて
「アドルフ・ヒトラーで」と答えたのは良いけれど
「既に存在します」と表示された瞬間はウケたな。

が、しかし。
ウケたのはそこぐらいで、これコメディじゃなかった。
というか何故コメディに分類されているのか。
強いて云うならパロディかドキュメンタリーだろう。
ちょっとマイケル・ムーア監督の作品っぽくもある。
イメージとしては、「もし現代にヒトラーが来ちゃったら!?」みたいな
ドタバタを連想してしまいがちになるけれど
「帰ってきた」というよりも「存在したら」というかなんというか。
こりゃ予告の仕方があれだわ。
なんにせよ、本物は当然死んでしまっているし
「本当にこうするのか?」となると解らないけれど
「きっとそうするであろう」とは十分に思えた。

とにかく観て思ったのは、「人を殺す事」について。
あくまで想像だし、きっと良く思わない、思えない人も居るだろうが
映画のように例えば国民の意見を聞いて回って
それについて議論をしたりして、その結果考えた目的の為に
人を殺したとしたら、それはそれでもやはり責められる事なのだろうか。
殺人をヒトラーを肯定するつもりは毛頭も無いけれど
どうしようもない悪人が居て、それが強盗はするわ殺人はするわ
何回捕まっても反省はしないわとなって、仮に裁判員裁判でもしたとしたら
きっと「死刑にしてしまおう」という意見が「必ず」出るはずだ。
それで死刑が執行されたとして、被害者にとっては「良かった」となり
しかし加害者の身内や知り合いにとっては「どうしてだ」となり
血を流す事は正しさと間違いの中間でバランスを取ってしまう。
「理由があれば良い」という訳でもないけれど
それしか手段がない事もある、という事を、筆者は毎回否定出来ない。

まぁ、そもそもがおかしい、という風には思うのです。
これだけ人種が分かれて国も言葉も環境も違えば
解り合えないのは、どうしても避けられないとは思う。
熱帯魚でもそうだけれど、同じ水槽で飼育出来ない種もある。
たまに上手くいく事もあるけれど、大体どちらかがどちらかを攻撃する。
筆者の理論では「人間が2人居たら揉める」と考えているので
それを「どちらか寄り」にしようと思う事自体が無理難題で
「そうしたアプローチ」では、多分いつになっても実を結ばない。

ただ行動を起こせば物事にはプラスの面もマイナスの面も発生して
矢面に立てば絶対に攻撃はされる。
批判されるという事は「良くなかった」という証拠でもあるけれど
だからといって側面が覆い隠されてしまうのはうんたらかんたら。

と、考える度に壮絶なループに陥って抜け出せません。

でもさ、戦争のヒーローだって人を殺しているんだよ。
それって人数が少なければ良いのかな?
人種が違えば良いのかな?
誰かを守る為なら良いのかな?
残虐じゃない殺し方なら良いのかな?
女子供じゃなければ良いのかな?

もし筆者が国を動かすとしたら、多分ヒトラーと似た事をするだろう。
映画のように1人ずつ意見を聞いて回って
その事について何回も何回も議論を重ねて
殺すにしても人となりを鑑みて良い人間を残そうとしたりして。

が、それでも。
それでも「あなたのような人間は必要ない」と主張するかのような
「あなたのような考え方は、今の時代これだけ滑稽に思われるのですよ」と
古い時代の負の遺産として取り上げているような、そんな気がする作品でした。

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by ryu-cat | 2018-10-27 20:23 | 日常雑記 | Comments(0)


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