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bakuon。

入校式~技能教習第1段階1時限目。



普通二輪(MT)の教習に通い始めました。
ええ、あれだけ「バイクの免許は取らない」と云っていたのに。
あ、ちなみに別にタイトルの漫画を読んだから、という訳ではありません。
読みましたし、影響を受けていない事もありませんでしたが
理由はおいおい書きたいと思います。
とりあえず免許取得までをひとつのシリーズとして書いていくつもりです。

で、本日は見出しのとおり「入校式」と「技能教習第1段階1時限目」でした。
入校式は「式」とかついているので多少身構えていたのですが
担当の教官が初めての人間を集めて施設内を案内するのと
あとは軽い適正テストがありました。
いや、「軽い」とは書きましたが、ぶっちゃけ軽くなかったです。
聞いている感じ個人の性格を把握するためと解釈しましたが
判断力や思考の瞬発力を試されているように感じました。
やたらと「早く早く早く」と焦らされるので。
あれは結構疲れますね。

その後は教習を開始する詰所でプロテクターやゼッケンの付け方など
教習が始まるまでに準備しておく事のレクチャーがありました。
準備が整ったら、これから乗るバイクについての軽い説明。
あ、こっちは本当に軽い説明でした。乗る際の予備知識的な。
そして125ccや原付といったものの乗車経験の有無を聞かれ
経験のある者を先頭として、縦一列に並べられたバイクの横にそれぞれつきました。
125ccのMT経験がある人がいて、その人がまず先頭になり
筆者は原付に乗ってたので、その次につく事になりました。

教習車はおなじみ「HONDA CB400 SUPER FOUR」
まずはフロントブレーキをかけて、バイクを水平にする事から始めます。
「意外とバイクでけぇな」と思いながらハンドルに手をかけてバイクを水平に。
まず思ったのが、「おっっっも!」という事。
恐らく最新の教習車の情報では重量は教習用の装備込みで207kg。
これが乾燥重量なら、タンク容量が18Lなので、足して225kg。
当然、扱いに慣れていないのはあるけれど、サイドスタンドを起こしたら
ちょっと気を抜くと簡単にバイクがコケてしまいそうでした。
というか後ろで女の子がコケさせちゃっていました。
サイドスタンドを起こして、支えきれず自分側に。
乗ってはいなかったので逃げて怪我などはありませんでした。

さて、そんなこんなでまたがって、次はエンジンをかけます。
筆者にとっては足つきがよかったので問題ありませんでしたが
足がきちんと地面につかないと、それはそれでまたコケそうになります。
それほどに重い。やっぱり鉄の塊なだけあります。
すでにギアはニュートラルに入れてくれてあるので
それを確認し、本来はキルスイッチの確認もするのですが
それもRUN側になっていたので、クラッチを切ってセルを回します。

エンジンがかかり、まずは半クラでの前進。
半クラにして進んだら足で踏ん張って停止。
何回か繰り返して、今度は足ではなくフロントブレーキで停止。
また何回か繰り返して、次は試しにリアブレーキだけで停止。
このリアブレーキがあんまり効かないので
ブレーキは基本フロントとリアを併用するようにと教わりました。
四輪車もフロントとリアを使って停まっていますしね。
特に、「カーブ中はフロントブレーキだけの使用はしない事」と付け加えて。
なんとなく想像は出来ますね。

とりあえずの発進が出来たので、次は「アクセルをあおって」の発進。
四輪車のMTもそうですけど、基本的に「アイドリングでの半クラ発進」はしません。
トルクのある車で平坦な道、もしくはやや下りになっている道などでない限り
アイドリングのトルクではクラッチをつなぐとエンストしてしまうからです。
なのでエンストしない程度には、アクセルをあおる必要があります。
「半クラ発進で慣れると下手になるから」と教官が云っていましたが
通常運転するにはほぼ絶対にアクセルをあおるので、そのとおりですね。

さてさて、「ちょっと吹かしてみて」と云われたので
「云うたな、云うたな」と思いながらアクセルをかるーくひねってみます。
かるーくひねったつもりが「ヴォン!」と一気に5000回転ぐらいまで上がりました。
原付は、アクセルなんかいくらひねっても知れているものですが
アクセルがピーキーもピーキーに思えるぐらい
そう、ほんの1~2㎝動かすだけで、一気に吹け上がってしまいます。
これがまた当然挙動にも直結する訳で、ロー(1速)で走っていると
アイドリングでの半クラ発進が出来るトルクがあるものですから
ミリ単位の操作ミスでバイクが暴れてしまいます。
とにかく物凄くアクセルワークに気を遣いました。

2周ほどコースを走り、本来は2時限目でやるそうなのですが
走れそうな感じがするという事で、ギアチェンジも試す事になりました。
つまり、右足はリアブレーキに、左足はチェンジペダルにと
ニーグリップ(両ひざでタンクを挟む事)での走行&シフトアップ。
まず両足が離れる事が心配でした。
「いや普通に倒れんちゃん、倒れんちゃうの」と。
「まぁ、アカンかったら一回試しにコケよ」と思いながら
アクセルをあおって発進。スピードを上げアクセルを戻しクラッチを切る。
チェンジペダルに乗せた左足を「つま先だけ下に潜り込ませ、蹴り上げて」シフトアップ。
ああ、出来た出来た。という事はシフトダウンは逆にすれば良いと。
先頭の人は2速のまま停止していたのですが、筆者は癖でシフトダウンをしたもので
教官が「じゃあ、そこでシフトダウ……うん、そやねぇー」となってしまい
「なんで自然にシフトダウンしてんの?」みたいな顔をしていました。

と、今日はそこで時間がきてしまったため終了。
仕事が終わってから行ったため、夕方から教習が始まったので
すっかり日も落ちて暗い中での教習でしたが
教官も気さくそうな人が多く、また教習生も空気を読まない奴がいなかったので
良い感じで1時限目を終える事が出来ました。
教習が終わったら、プロテクターとゼッケンを指定の場所へ
次の人がちゃんと使える状態にして戻してそそくさと帰ってきました。
いやだって恥ずかしいし。人目が。
最初の入校式が始まるまでに少し待ち時間があったのですが
なんか人はたくさん居るわ待つにしても座る所が無いわで
仕方ないので受付も兼ねた待合室の入り口の壁でヤンキー座りしていたら
なんか教官がよく通る道だったみたいで、みんな怪しんで見てくるし
「余計なんかこれ目立ってない?」となって恥ずかしいし。
友達に「恥ずかしいからどうしたら良い?!」ってLINEしたら
「正座するべき」と返ってきた初日でございました。

そうそう!
四輪車のちょっと斜め前をバイクで走ると四輪車がミラーに映らないので気を付けて!
また逆に四輪車でバイクのちょっと斜め前を走るとバイクがミラーに映らないので逆もまた然り!
なのでバイクの時に追い抜かされたら、追い抜かせきって
バイクを追い抜いたら、追い抜ききるようにしましょう!
並走しないように!車間距離を空けて!
下手に意地を張って接近すると、認識できない空間が現れます。
非常に恐ろしいです。

あ、もうえらい時間や。
明日は欲しいと思っているバイクをお店に見に行きます。
2日続けて仕事終わりに行動するので、ちょっと疲れた気分になりそうです。

by ryu-cat | 2018-10-03 23:40 | 車・バイク | Comments(0)


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