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anchor。

がらがらと、奥底を引っ掻くばかり。



「ツレがうつになりまして」という映画を観た。
タイトルは知っていたけれど、観る事が怖くて観なかった。
きっと映画では誰か支えてくれる人が居てくれるはずで
けれどもそれは自分には存在しないものだから、現実逃避をする為に。
「そうじゃない事ぐらい本当は解っているんでしょう?」
本当は解っているよ。本当に解っているよ。
全てがそのようにいく訳ではないとしても
そのようにいこうとすればいくものなんだって事ぐらいは。
筆者は自分で自分を縛りたいだけなんだ。
誰にも爪を立てないように、誰にも噛みつかないように
自己嫌悪に陥らないように、自分も他人も嫌いにならないように。
もう全部一通り済んでしまっているけれど。
その為に首輪を付けて鎖で身動きがとれないようにしたいんだ。
最初から何もなければ何も感じようがない。
筆者の人生というのはノーミスが前提なんだ。失敗したらそこで終わり。
人の死に様を見過ぎたのもあるけれど、「死んでしまうから死ねない」のが大きい。
振舞いを間違えれば人は離れていくし、誰も筆者を気にはしない。
こちらから連絡しなければ連絡はこないから
どんな状態になろうとも気付かれる事は決してない。
だからもし自殺しようとしても、それはあっさり完了してしまう。
未遂などない。既遂しかない。
死ぬならちゃんと用意周到に環境を整えてからにするから
死んでも恐らく半年から一年は解らない。
そうやって見付かった時には、ひどい事になっているだろうから実行出来ずにいる。
だからこうして書いて、筆者は筆者自身を説得しているようにも思う。
誰も居ないから、自分で代理を立てているんだね。
我ながら律儀で几帳面な奴だ。
話をしようとするとさ、相手が逆に辛さを打ち明けてくるんだよ。
じゃあもう筆者の事なんてどうでも良いじゃん。
筆者はもう終わってんだから、可能性の在る方をなんとかしないと。
映画を観て、まるで自分が存在を許された気がして泣けてきて
そんな思いを仮に体験出来ただけで満足です。
電車の中で堪えきれなくなっても、何も告げず首を吊っても
それでも傍に居てくれる事が在るんだという奇跡が
なんとか毎日ここに自分を留める事を可能にしてくれる。
その希望を胸に抱いて、また明日も笑って泣ける。
よそゆきの人格を保っていられる。

by ryu-cat | 2017-09-01 21:55 | 日常雑記 | Comments(0)


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