あんな事良いな、出来たら良いな。
もしも貴方が、日本あるいは世界を「良くしたい」と本気で思うのであれば
それを解決する為に行える事が二つ在ります。
一つめ。貴方以外の全人類を「無くして」しまいましょう。
そうすれば、もう誰かと誰かが争いを起こす事はありません。
二つめ。「貴方だけを無くして」しまいましょう。
争いが無くなる事はありませんが、「争いを認識する事」もありません。
悪いのは人類です。人類は、この世界にはびこる害虫です。
・・・・・・というくだらない話はお終いに。
人類が害虫ならば、他の生物も全て害虫です。
人類という「種」は別に愚かでも頭が悪い訳でもありませんから。
愚かであったり頭が悪かったりするのは、あくまで「個」です。
その「個」を無くさない限り、争いは絶えず起こり続けます。
人間は二人集まると確実に問題が発生します。
「xxxxxxとは仲が良いから大丈夫!」と思われた方がいらっしゃるでしょう。
それは恐らく大丈夫だろうと筆者も思います。
しかし、問題点は少し違ってくるのです。
推計ですが、去年の十月での世界人口は六十九億人だそうです。
この六十九億という数字を半分にすると、三十四億五千万になりますね。
その三十四億五千万を一と仮定し、三十四億五千万対三十四億五千万で、「一対一」とします。
筆者の云う「人間が二人」とは、この形での「二人(一対一)」です。
即ち、「自分対三十四億五千万人という形で、問題が発生するか否か」という事にあります。
仮に、筆者と対する人間を全員、話の解る常識人や理解力の高い人にして頂いても結構ですよ。
むしろそうしてみれば、「結局は何も変わらない」という事実に素早く気付かれるかと思います。
『世界を良くする為には、その三十四億五千万人全てを理解し受け入れる事が重要であり
尚且つ六十九億人全員が、それを達成出来なければいけない』
浮気をした恋人、友達を騙した詐欺師、家族を殺した殺人犯、強姦を止めない性犯罪者
犬や猫や小動物を殺す動物虐待者、差別と偏見で人間を選別する差別者etc・・・・・・。
さあ、理解・・・・・・はしようと試みるとしても、受け入れる事は果たして可能でしょうか?
貴方が出来たとしても、他の六十八億九千九百九十九万九千九百九十九人は?
──悲しい事ですが、「世界は創られた瞬間から出来レースだった」訳です。
問題発言をしますが、「世界平和は実現出来ないと思います」
平和は実現可能です。ですがその平和は「局所的」にです。
あげあし取りのように思われるかも知れませんが、決してそうではありません。
ただ、「世界平和は無理だ」と認識して頂きたいだけなのです。
世界平和の為にしている事は、勿論全てが無駄ではなく有意義です。
実際に活動をされている方に対しては、筆者などは頭が一ミリも上がりません。
心の底から尊敬し、微力ながら応援をさせて頂く事しか出来ませんから。
もしかしたら、世界平和は実現出来ないからこそ、世界平和たるのかも知れません。
世界が平和でないから、世界平和という言葉が生まれたのでしょう。
以上、「
東のエデン」というアニメを見て思考が止まらない筆者でした。