本当に、そう思うよ。
まずは、これを聴いて欲しい。
「Helena」に続き、My Chemical Romanceの「I Don't Love You」という曲。
サビが非常に良いのだ。
以下、アルバムの和訳から。
When you go
行ってしまうつもりなら
Would you even turn to say
せめて、振り返って云ってくれないか
"I don't love you Like I did Yesterday"
「もう愛してはいない。それが出来た、昨日の様には」と
When you go
行ってしまう時
Would you have the guts to say
勇気を出して云ってくれないか
"I don't love you Like I loved you Yesterday"
「もう愛してはいない。愛する事が出来た、昨日の様には」と
・・・・・・ずるい。
ずるいずるいずるい。
女性は、ずるい。
勝手に「知らない方が幸せ」と決め付けて
「優しさ」と名前を付けたオブラートで自己満足を包み、居なくなる。
その「優しさの様なもの」が溶けて無くなった時の辛さを知らないままで。
男性は、ずるい。
寄り添うのではなく、もたれかかる様にして負担をかけ
辛くなり、相手が自分の側を離れた時
一人では何も出来ず、ただ問い詰め、そして責める。
二人の間にあるバランスを、ずっと自分が崩していた事にも気付かずに。
ずるい、完全にずるい。
恋愛とは、なんとも「ずるい」。
よく「惚れた方の負け」なんて聞くけど
それは「惚れられた方の負け」でもある。
・・・・・・ああ、でも、真相を告げる事なく
相手を傷付ける事なく、離れる事が出来たなら
それは、どんなに嬉しい事だろう。
頭では分かっていても受け入れる事が出来ず
その最後の決定打を、大切な人に打って貰えたら
とても悲しい事だけど、どんなに安らぐ事だろう。
そうなれれば、素晴らしいのに。
まったく、素晴らしいのにさ。