影法師。

こんな所に居たなんて。



もし「意識を持たない人間」が居たとしたら
それは果たして「人間」か。

何かのショックで「意識を失っている」のではなく
最初から「意識を持ち合わせていない」

その「意識を持たない人間」を
「哲学的ゾンビ(※心の哲学上の仮想の存在)」と云うらしい。

「ゾンビ」と云っても、外見は人間にしか見えず
笑いもすれば泣きもするし、別に会話だってできる。

ただ「意識」がない。

例えば・・・「哲学的ゾンビ」と何処かへ出掛けるとしよう。

その「哲学的ゾンビ」は異性でも同性でも構わないが
おれが男なので、相手は男という事にする。

「哲学的ゾンビ」に話しかける。


「今日、帰りに飲みに行かないか。
そろそろ仕事も終わるだろう」

「そうだな、早く上がれそうだし」

「以前偶然入った飲み屋があったよな?
名前は忘れたが、焼き鳥が美味かった店」

「xxxxxって店か?少し狭いけど雰囲気のいい」

「そうそう、良く覚えているな。あの店に行こうぜ」

「お前、あの時酔い潰れて、帰り大変だったんだぞ」

「そう・・・だったか?それであまり覚えていないのかな」

「食った物は忘れてないのに、調子のいい」

「まぁ、そう怒らなくてもいいじゃないか。
よし、今日はおれの奢りで行こう」

「本当か、ならすぐに行こう、残りの仕事は明日に回す」

「急かすなよ、まったく、調子のいい」


相手の男は、おれが忘れた事を覚えていて
途中少し不機嫌になりながらも、最後は機嫌を直している。

でも、この時「哲学的ゾンビ」は何も「思っていない」

不機嫌になどなっていないし、機嫌を直したりもしていない。
そればかりか「飲み屋に行きたい」とすら思っていない。

流されているわけでもない。

そう云い、そう行動するように「できている」のだ。

間違っても「感情の表現が下手」だとか
「素っ気無い」と思わないで欲しい。

そもそも「感情」がないのだから。

分かりやすく云えば、プログラム。
ゲームとかでキャラに話しかけると、会話ができるでしょう?

つまりは「そういうもの」

そしてこれが

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見る事のできる「哲学的ゾンビ」だと、おれは思う。
話したりはできないが「これ」は「おれ」のように動く。

そこに「意識」は・・・「ある」とも「ない」とも云えない。

「影に意識があるわけないだろ」と思った?

そう断言してしまったら「あなたにも意識はない」事になる。

だって「意識があるかどうか」なんて分からないし、見せられないじゃない。

「こういう意見を云ってるのが、意識がある証拠」となったら
それは即ち「影にも意識がある」と同意。

分からないのに決めるのなら、その対象も認めないと。

自分を理解しようとしたり、他人を理解しようとしたり
そのために必要なきっかけは、すぐ側にある。

いつも見ている影法師も、そうあればいい。
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by ryu-cat | 2009-01-06 23:43 | 日常雑記 | Comments(3)
Commented by まりおん(’’ at 2009-01-07 23:27 x
難しい話よのぅ~~

それよりあれさ。。。


足ながっ!!ΣΣ(゚∀゚ )

「意識を持たない人間」という言葉は初めて聞いたが・・・
“影”というものはこの世にそのものが存在していることの証だと思うなぁ~。自分がいるから影ができるのではなく、影と自分で一人前って感じ。
Commented by らん at 2009-01-08 16:03 x
…なんか最近のブログの内容すっごい難しいですぅ
(T_T)
影の写真は
足長くて
きゃあ(☆O☆)って
思いましたぁ(^-^)
Commented by ryu-cat at 2009-01-08 22:35
まりおん↓
「意識」と簡単に云ってしまったけど
詳細を云うと、ちょっと難しくなるのよ。

証か・・・なら、影がない時はどうなるんだろう。

暗く影ができない時、おれの「存在」はそこに「在る」のか?
光がないから?何故光があると影ができる?

何故光があると、影が「見える」ようになっている?

物理的な事ではなく、そう「見える」という事が
「意識」を詳細に説明しようとする上で必要になる。

でも、まりおんが云ってる事は合ってるかもしれない。

そうある事で、本当に「在る」のかも。

堪らなく不思議だ。

らんさん↓
足長いやろ(’’*

本当は、ここまで「あしながお兄さん」じゃないけどねw

難しいかもしれんけど
難しい事が簡単に世の中を回ってる。

回してるのか回されてるのか
そこが大事なとこでもあるんやけどさw


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