バラード詰め合わせ・前編。

マイナーばっかりかもしれないけど。



・スガシカオ

アルバム「Clover」収録。

『月とナイフ』

「ぼくの言葉が足りないのなら
ムネをナイフでさいて、えぐりだしてもいい」

これを聴いた時「そうできるなら、そうしてほしい」と共感した。

伝えたい事は胸の中に詰まっていて
それをキチンと伝えられない自分に対し
「えぐり出されたとしても、それで伝わるのならいい。
そうする事で、おれも君も満足するんだろう」と思ったから。

歌詞だけ読むと女女しく感じるけど
メロディに乗せる事で、何故か切なくなる。

個人的に、スガシカオ節全開だと思う。

ベストアルバム「ALL SINGLES BEST」収録。

『黄金の月』

「ぼくの未来に、光などなくても
誰かがぼくのことを、どこかでわらっていても
君のあしたが、みにくくゆがんでも
ぼくらが二度と、純粋を手に入れられなくても
夜空に光る、黄金の月などなくても」

最後の「夜空に光る、黄金の月などなくても」で
「それすらなくなってもか」と、衝撃を覚えた。

何もかも無くなっても、諦める気配などなく
「だから?」といわんばかりに、確実に何か一点が見えている。

「そういう状況でも、見付けられる事があるのかな」と考えさせられた。

『春夏秋冬』

「ねぇ、聞いていい?ぼくは今、うまくやれてますか?」

春夏秋冬という1年を通し、気付いた事。
気付きはしたものの、不安な事。

その意気込みとも悩みとも取れる雰囲気が漂う
まさに1年を凝縮したようなメロディ。

物凄く濃いジュースでも飲んだ後のような気分になる。

PVもまた素晴らしい。

・the pillows

アルバム「Fool on the planet」収録。

『Funny Bunny』

「キミの夢が叶うのは、誰かのおかげじゃないぜ
風の強い日を選んで、走ってきた」

力強いロックなのに、急にくるこの優しさ。

「走ってきたからだよ」じゃなく「走ってきた」で歌詞を切っているところが
「思い出せよ、分かるだろう?」と言われてるように思える。

大声で応援されているみたい。

向かい風の中でも、ビシッと立っていられそうな気になる。

『ストレンジカメレオン』

「たとえ世界はデタラメで、タネも仕掛けもあって
生まれたままの色じゃもうダメだって気づいても
逆立ちしても変わらない、滅びる覚悟はできてるのさ
僕はStrange Chameleon」

こんなにカッコいいカメレオン、世界中探してもいやしない。

同アルバムに収録されている『I think I can』では
「昼も夜もない黒い森で
勇敢なカメレオンが捨てた羅針盤を睨んでた」
と、そこでもカメレオンが出てくるんだけど、だからカッコよすぎるってば。

そういう度胸を持ちたい。

アルバム「Wake up! Wake up! Wake up!」収録。

『スケアクロウ』

「偽りに煙る、街の騒めきに追いやられて気が滅入るけど
たかが千粒の涙が零れれば済むことさ、ただそれだけさ」

「たかが」千粒の涙・・・。
そして「ただそれだけさ」。

この歌詞には、本当にやられた。

分かっていながらも「ただそれだけ」と言うなんて
中中できたもんじゃあない。

普通ならバッシングされるような事なのに。

シングルのジャケットは案山子(かかし)になってるけど
その案山子が見てきた事の答えなんだろうか。

冷たく思えても、実は本当の事が分かっているという
そういう考えを出来るようになっていきたいと思える。

おっと、長くなってしまっているので、続きは明日に。
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by ryu-cat | 2008-09-16 23:01 | 日常雑記 | Comments(0)


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