死んでしまう前に、何ができる?

何がしたいですか?



暇になると、夜、よく出掛けます。
次の日が仕事でも、徹夜した日でも。
パッと目が覚めて意味もなく車に乗り込んで
行く当てもないので、とりあえず本屋に。
24時間やってて、本もそこそこあるTSUTAYAがあるのよ。
何も買わずに10分ほどで帰ってきたり
3~4冊抱えたまま、2時間ぐらい棚を隅から隅まで見たり。

で、この間も、何冊か抱えたまま
「なんとなく、あと一冊買いたい」と思って
とりあえず、薄くて安いの探してた時
「お、これは薄いし安いな」と見つけたのが
太宰治さんの「人間失格」だった。
小畑健さんが表紙を書いてるほうじゃない、普通のほう。
以前ヴィレッジヴァンガードで、小畑さんの表紙のが置いてあって
「自殺者続出!親に読むなと言われました」とかいう
あれはなんていうんだろう?
とにかく、そういう宣伝文句?と一緒に置かれてるのを見て
「自殺者か・・・そこまで影響されるものなんか」なんて思いつつ
どうにもまた、いつもの「これはまだ」の癖が出て
その時は買わずに帰ったけど、今回は手に取ったんで購入。
どんな本かを説明すると、なんだか「それらしく」なるので、割愛。

ただ、読み終わった感想を言うと
これは確かに、自殺したくもなるかもしれない。
こういう事を一度も考えた事がなく、免疫がなければ、ね。
いや、それと同時に、一度考えた事があっても
例えるなら、アナフィラキシーショックのように
一度経験があったからこそ、二回目はもっと刺激が強いかもしれない。
もし仮に、この本の主人公になって生きていけと言われたら
普通の精神状態、というより、普通の精神構造じゃあ
本当に死んで終わらせたくなるだろう。
本の最後の解説には、読者は特別な親近感を覚え
太宰さんは自分と同じだと思う、というような事が書かれていて
それが恐らく、そういった気持ちにさせるんだろうと思う。
おれもそういうふうに思った。
でも、それは「感じた」んじゃなくて「似ている」んよ。

「嘘の自分」を演じて、理解されない苦しみを経験して。
なんて、言葉にすれば、とってもありきたりになるけど
「共感」はされても、この気持ちは「理解」されない。
現に「変人」とか「自殺願望がある」とか言われたぐらい。
別に、死ぬ事は怖くないんだよ。
どれだけわめいたって、どれだけ願ったって
どうしても、いつかは死んでしまう。
「お願いだから、永遠に死なないようにしてくれ!」と言って
本当に「永遠に死なない」のならば
もしかすれば、それを望むかもしれないけど
怖いのは「死ぬ事」じゃなくて「やりきらずに死ぬ事」でしょう?
おれは、やりたい事を全部やりきったと思えた時に
目の前に拳銃でも置かれたら、迷いなく、自分に向けて引き金を引く。
愛息子の最後まで一緒に暮らして
ギターと車を、上手く使ってくれる人に渡した後でね。
こういう気持ちも「理解」されないけど。

どうしてみんな「表面」しか見てくれないんだろう。
あ、いや、おれが「表面」しか「見えない」ようにはしてるけど。
このブログやゲーム内では
「演じたり」とか「表面」は使ってないけどね。
リアルになると、嫌いな奴相手には「表面」だけを見せる。
まあ、その「表面」をめくって「本当」が見えたと思ったら
それもまた、二重トラップの如く仕掛けられた「本当に見える表面」だけど。
それでも嘘はつかないけどね。
「おまえ、それ本当じゃないだろ?」と言われれば
「うん、本当じゃないよ」と、素直に答える。
裏の裏、360度回って元に戻るみたいに
結局「本当なんかない」と思われがちだけど
「ある法則」で、実は「本当」が見え隠れしてるんよね。
と、話を戻そう。

有名、と言ったら失礼にあたるんだろうな。
良く知られている話では、太宰さんは
この「人間失格」を書き終わって自殺してる。
それまでにも、自殺をして「未遂」に終わってる。
どうして、ここまで「死のう」としたんだろう。
「自殺」は「終わらせる」行為なわけで
一体「何を終わらせた」んだろう。
「失格」だったから?
そういう事を考えてたら、ひとつ思いついた。
なら、おれは多分「落第」だ。

今までに落とした人生の「単位」を埋めるために
毎日毎日、ほんの少しずつ「単位」を集めてる。
おれはバカと思われてるようだけど
というより、バカはバカなんだけど、そこまでバカじゃない。
これでも、何かする時は大概計算する。
待ち合わせをするなら、移動時間に+αを加えて計算して
待ち合わせの30分前には到着するし
車で移動するなら、移動距離と時速から着く時間を先に予想をつける。
それと同じで、今まで集めた、人生の「単位」の量を計算して
埋めるまでに、どれぐらいの時間がかかるかだって計算する。
もちろん、あくまで計算は計算であって
予想できない事があれば、いとも簡単に答えは変わる。
でも、それでも「集まりきるまでには時間が足りない」って答えが出た。
ようは、必死にやっても、やりきれる事じゃない。

はあ、困ったな。
自分で言っておいて、アナフィラキシーショックにかかったみたいだ。
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by ryu-cat | 2008-01-22 21:37 | 日常雑記 | Comments(3)
Commented by まりおん(’’ at 2008-01-23 22:32 x
「アナフィラキシーショック」か・・・うまい表現だな。
その本読むとオイラもかかりそうだな~・・・。
自殺願望あるわけじゃーないがないといったら嘘っぽくもなる・・・常に身近に「死」というものを考えるねぇ~。周りからすれば「あぶないヤツ」に映るだろうが、悲観的でもなんでもなくオイラは「【死】ありきの【生】」だという考えだし・・・【死】は選択できるが【生】はどれだけ願っても選択できないことあるし・・・。
まぁ周りみててあれだけ楽天的な考え行動をとれる人が羨ましくも感じることも・・・あるがw
Commented by まりおん(’’ at 2008-01-24 21:22 x
ぉ!

高橋紹運かっこえぇ~w
この槍といい防具といい立て物といい・・・顔も渋いなw
旗2つもアツイw

島津義弘もイイ!ちょっとラオウかとも思わせる雰囲気もいいかもw
黒王(*´д`*)ハァハァハァアハァ

気になったならココ↓
http://www.gamecity.ne.jp/nol/souha/index.htm
Commented by ryu-cat at 2008-01-24 22:30
死を考えないのは、生を考えないのと同じ。
切り離して考えられない限り、切り離さず受け止めないとな。
でもあれよ、この「人間失格」はそれだけの本じゃないよ。
興味あるなら読むといい、安いし。
税別286円だぜ(’’
おれ、プレイヤーらしいのが着てる赤い鎧が欲しいーw
赤い刀もマジ普通に欲しいw


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