sledgehammer。

これだ。



「3月のライオン」に続き、最近またある漫画を一気読みしました。
佐々木ミノルさんの「中卒労働者から始める高校生活」です。
中卒で働く主人公がひょんなことから通信制高校に通い出すお話。
筆者は定時制高校卒業なので、なんとなく興味を持って読み始めました。

最初は通信制もしくは定時制に通っていると解るあるあるで楽しく読んでいましたが
読み進めているうちに、主人公がとても自分に似ていると思いました。
「3月のライオン」でも「主人公は自分に似ている」と云いましたが
これはもう、言い逃れの出来ない「自分」でした。

主人公は他人と関わると、いつもイライラしていました。
ケンカが強いわけでもないのに喧嘩腰で、つまらない喧嘩を繰り返し
その度に自分や自分を取り巻く環境をひどく呪っていました。
自分は幸せにはなれない、なってはいけないと決めつけて
人から好かれる事なんてあるわけがないと信じ込み
とても歪んだ世界の中で、全てを背負い込み一人だけで歩いていました。
ごくまれにその歪んだ世界で自分の手を取ってくれる人が現れても
自分の背負っているものをどう渡していいものか見当がつかず
負担の出来ないほどの「それ」で相手を苦しめたり
わからなくなって振り回して傷付けるばかりでした。
何もかもが嫌で、本当に一生一人でそこで生き続けるのが良いんだと思いました。
いや、もう、生きなくても良いんだとも思いました。

……主人公の真実(まこと)とトミーを足すと丁度筆者が出来そうです。
あ、それに主人公のお父さんを足すとより完璧かも。

確かに「そうなるきっかけ」として環境は大いにあると思います。
本人の性質もそれは大きいけれど、「初めはそうじゃない」んだもん。
筆者の場合、とにかく徹底的に自信がありません。
それも外見に因るものです。
小学校に上がる前はそうじゃなかったかも知れないし気にもしてなかった。
からかわれても、自分でそれを笑いにしていたりもしていました。
けれども筆者は1を10にも20にもして考えるから
いつしか笑いにする自信も元気もなくなり
笑われる事に不安と恐怖を感じ始めました。
それから思春期に入ると余計に気にするようになり
外を歩いているだけで全員が自分を見て笑っていると思うようにもなりました。
それに関しては今でも思っていて、外出は基本地獄です。
外見なので隠したりするのにも限界があり、いつの間にか劣等感でいっぱいに。
落ちると底はないもので、とにかく落ちる。
最近までもうかなり長い事「落ち続けて」いて、もう本当にダメになると思い
最後の最後の手段で抗うつ剤に近いものを買いました。

でも、「中卒労働者から始める高校生活」を読んでいてハッとしました。
「自分を卑下するな」や「自分で自分を決め付けるな」など
筆者自身ブログで誰かに対して書いてきた言葉だったんですけれど
「そうか、これって自分にもいえる事だったのか……」と。
気付くのが遅いけれど、どうしても自分にはあてはまらないと思っていたので
やっとのことで、他人からの言葉で理解する事が出来ました。
その気付けたきっかけも、ある人からのある一言で
そのヒントを頭に入れてもらっていなければ
筆者はもう逃げるしかなかったかも知れません。

本当にもう限界だった。
自分に限界があるものだとは思わなかった。

どうしても、とてもとても長い間染みついたものだからすぐにはなくならないと思う。
死んでしまうその時まで、かけらのようなものが残ってしまうかも知れない。

それでも、自信を持とう。

楽になるために自分を貶めているんじゃないよね。
どうにもできなかったよね。
本当は泣きたいし、叫びたい言葉だってあるよね。
わがままなんて一つも云ってないと思うよ。
望んでいる事は、そんなに遠慮する事じゃないよ。

安心して、急ぐ事も気にする事もなんにもないから。

ちゃんと見てくれている人は居るよ。
[PR]
by ryu-cat | 2016-11-30 19:20 | 日常雑記 | Comments(0)


<< lyrical。 diving。 >>