ふむふむ、ここがこうでそうなって・・・・・・。
筆者の愛車であるAE111 TRUENO BZ-R。
この車、そしてグレードには、スーパーストラットサスペンションという
性能は良いのだけれど、とても面倒なサスペンションが組まれています。
メリットとデメリットについて、書いてみたいところではありますが
割愛して今回は、一つのデメリットについて書きたいと思います。
それは・・・・・・壊れると高くつく!
部品が鍛造で高価な上、構造が非常に複雑なので工賃も高い。
片方交換で約五~六万円でしょうか。
ちなみに、鍛造というのは刀と同じ加工法です。
こう、熱した鉄を金槌で叩いたりしているのを見た事があるでしょう?
流石に金槌で叩く事はしないであろうと思われますが
要するに、叩く事で圧力を加えて、より硬くする訳です。
筆者の愛車は、この部品が左右両方劣化してしまい
キャンバー角が変化すると、「ギギッ」という軋み音が発生するようになってしまいました。
スーパーストラットサスペンションというものは
キャンバー角という、タイヤを正面から見た時の傾きを抑える構造になっています。
タイヤがしっかりと地面についている状態を維持するのです。
簡単に云えば、方輪走行をするよりも、四輪全て地面についている方が安定しますよね。
車は、曲がればロールという動きが発生し、重心が真ん中から左右へ移動します。
その時にタイヤが傾き、接地面積が変化する事に因り、安定性を失う。
その変化を抑えようという大事な部品なのです。
ただ、軋み音が発生するというだけで、性能に問題はありません。
性能どころか、車検なども全く問題がないそうです。
それでも乗っていると、車も運転も大好きな筆者が
「もう乗っていたくない」と思うストレスを感じてしまうくらいの音がします。
これがその問題の部品。
ジャッキアップして、正面から右フロントを覗いている状態です。
筆者の場合は、赤い丸で囲んだ部分から軋み音が発生していました。
このサスペンションは本当に工賃が高いので
片方を交換するのであれば、思い切って両方交換する事をおすすめします。
恐らく似たような時期に似たように劣化するでしょうし
片方と両方と見積もりを出してもらいましたが、両方の方が工賃が安く済みますので。
高い事に変わりはありませんけれど・・・・・・。
スーパーストラットは、お金と愛情が沢山必要です。
そういえば、そろそろ桜が満開になる時期ですね。
もう散っている所もあるのでしょうか。
前回の家の近所ではなく、もっと沢山咲いている所が在るので、また桜を撮ってきました。
筆者が今働いている、お寺の桜です。
取り立てて書いてはいませんでしたが、今はお寺にお世話になっています。
鐘を撞いたり掃除をしたり、ゆったり働かせて頂いています。
頭は丸めておりませんので、悪しからず。
後から知ったのだけれど、千四百年もの歴史があるお寺だそうで、びっくりしました。
筆者のように若い人を雇ったのも初めてだそうですし、「へぇ」と思う事が多いです。