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困ったなぁ・・・・・・。



およそ三週間前。
初めて演奏動画を作成し、YouTubeに投稿致しました。

そして一昨日、調子に乗り二作目となる動画を作成。

順調にアップロード完了。

しかし著作権に因り、二作目は投稿者である筆者のみ閲覧可能という状況に。

動画作成に半日費やしたというのに、なんてこったい。・゚・(ノ∀`)・゚・。

ですが、冷静に考えてみると、これは至極当然な措置であります。
むしろ一作目が問題無く公開出来ている事が問題です。

普段ブログの記事を書く時もそうですが
「インターネットで何かを公開する」という行為には
常に「著作権」というものがついてまわります。

主に画像や動画、文章に適用されますね。

著作権は一つのルールであり個人の表現を守るものですので
侵害する恐れがあれば調べ、遵守出来る様に努めています。

ですが思う以上に著作権というものは難解で
ついつい知らずに侵害してしまう事があると思います。

多いのは画像でしょう。

例えばブログで、もうすぐ欲しいCDアルバムの発売日だという記事を書くとします。

そういった場合、過半数の人が、そのアルバムのジャケットの画像を探し
見付けた画像をそのまま自分のブログにアップロードしてしまいます。

公開した時点で、それはもう「転用」になりますよね。

また、歌詞を公開する事も本来は望ましくありません。

一曲全て公開するのは云うまでもなく論外なのですが
サビやワンフレーズだけというものも自重するべきです。

筆者も曲の紹介をする時に歌詞を公開していて、事前に調べはしたのですが
明確な解答が無く、「一部なら大丈夫」という意見が多かったので公開してしまいました。

ですが最近になり「一部もいけない」という意見が増えてきましたので
仮に知って欲しい歌詞が在っても、自重している次第です。

書籍の紹介や引用につきましては、出版元やタイトルと著者を紹介した上
「これは引用です」と前提を置く事で、著作権の回避をしています。

こちらは歌詞と違い明確な解答が在りましたので助かりました。

さて、ここからが本題。

現在、著作権と云えば代表として挙げられるであろう動画。

画像や文章にも同じ事は云えますが、無法地帯であると思います。

ニュースなどにも取り上げられ、少しずつ規制が厳しくなってはいますが
アップロードを行う側の人数が数えられないほどに多いので
「規制しない」のでは無く、「規制しきれない」状況に陥っています。

さらに著作権侵害の条件というものも、厳密にいうと非常に細かくなります。

筆者の二作目の動画は、WMG(ワーナー・ミュージック・グループ)から警告を受けました。

WMGが自社の楽曲かどうかを判別出来るデータをYouTubeに提供し
そのデータを基に、あるプログラムでYouTubeがチェックをかけ
一定値以上のデータが一致すると自動的にメールが届くという流れです。

iPhoneに音楽を聴かせると曲名が解るアプリが在りますよね?
あれと似たものだと思います。

使用した音源やレコード会社で措置が変わってきますが
筆者の動画は全世界でブロックされ、他人では再生出来なくなりました。

動画そのものは筆者のオリジナルですので、音源を別のものにすれば問題はありませんが
それでは演奏動画として本末転倒になってしまいますしね。

「再生させてあげるけど、広告を出すからね」という措置もあるのですが
WMGは過去にYouTubeと提携解消をしたりしていて、基本的に妥協しない様です。

JASRACと契約し、演奏動画が気軽に投稿出来る様になったと思っていましたが
よく考えてみると、「著作権管理された楽曲を演奏出来る」だけであって
「著作権管理された楽曲を使用出来る」訳では無いのです。

九割以上の方がこれについて勘違いをされているのではないでしょうか?

解り易く筆者の一作目で説明しましょう。

筆者は演奏動画をYouTubeに投稿する事を限定に
「Mr.Children」さんの「Everything (It's you)」を「演奏する権利」を持っています。

正確には「演奏する権利の使用料をYouTubeが支払ってくれる」訳ですけれど。
著作権の所有者に許可をもらって使用料を払うのが正当な手順ですから。

ですので、ギターでもベースでも、楽器を使わず歌うとしても
「筆者の演奏と歌唱等の行為」については著作権の侵害を問われないのです。

問われませんが、「著作権の在る音源を使用する」事は出来ません。

つまり、全ての楽器を筆者が演奏するのであれば良し。

演奏はしていても、BGMで「音源が再生されている」のは著作権侵害。

筆者はベースパートについては全て演奏していますが
それ以外は「音源が再生されている」ので、あの動画は「厳密には侵害」しているのです。

さらに、もっと厳密に云えば、ただ街中を歩いている動画を作成したとして
自分では気付かなかったが「偶然ある音源も録音されていた」としても駄目です。

ドライブ中の何気ないホームビデオで、カーオーディオから再生される楽曲もです。

公開した時点で、それらは全て「著作権侵害」です。

現在アップロードされている動画の七割は著作権侵害だと思います。
二割が公式の動画で、一割が本当にオリジナルといった具合ではないでしょうか。

しかし、著作権侵害を肯定する訳ではありませんが
筆者は必ずしも全てが悪いとは思っていません。

偶然見た動画で、聴く事の無かったジャンルのアーティストを好きになったり
知って欲しい、広めたいという思いで作成されたものが沢山在ると思います。

見逃して欲しいとは云いませんが、頭ごなしに悪いものとは決め付けられません。

動画のせいで音楽CDや映像作品のDVD等の売り上げが減ったのは事実でしょう。

ですが逆に、動画のおかげで売り上げが増えたものもあるはずです。
あるから「動画公開に妥協している」のです。

商品を売るのと同じですね。

いつまでも売れない在庫を抱えているぐらいなら
少し安くしたとしても、在庫をさばいてしまう方が良い。

さらに嬉しい事に、それを知らない誰かが好きでやってくれるのですもの。

だから完全な営利目的でない限り、殆どが「グレーゾーン」でいられる訳です。

本当に著作権関係は難しいですよね・・・・・・。

結局、筆者が作成し得る演奏動画は、どれも著作権侵害になりそうです。

気に入ってくれた人が居てリクエストをされたりと
ベースというか、音楽に対するモチベーションが上がっていただけに残念。

二作目は我ながら地味に完成度が上がっていましたし・・・・・・。

一作目は容認されている様ですので、削除されるまではあのままにしようと思います。

難しいとは思いますが、出来る限り明確に
演奏動画に関する規約を設けて欲しいものです。

一生懸命作って全世界でブロックは、案外にショックですよ。
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by ryu-cat | 2010-05-11 23:57 | 日常雑記 | Comments(0)


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