re:you and i。

きっと思い出しはしないだろう。



珍しく──はない様に思われるかも知れませんが
不思議なくらい、とても感傷的になっております。

脳が無防備を極めていたある夜、「秒速5センチメートル」というアニメを見ました。

あらすじを大雑把に説明しますと、主人公の男の子と女の子が居て
二人は小学校のクラスで知り合うのですが、両想いの関係になります。

しかし、小学校を卒業すると二人はそれぞれ違う中学校に。

手紙の遣り取りをするのですが、いつしか返事が無くなり・・・・・・。

それでも男の子は女の子の事を想い続けます。

ずっとずっと、ただもう一度会える事を願い
大人になっても女の子の姿を街の中に探しながら。

でも、女の子は別の人との結婚を決めていて
偶然男の子とすれ違っても、気付かずに去ってしまうのです。

男の子は思います。

あれだけ好きだった想いも、今の自分の中にもう無い。
同様に、彼女も今では、もはや自分を覚えていない。

そこでようやく、新しい一歩を踏み出して行く訳です。

ハッピーエンドという雰囲気では無いのですけれど・・・・・・。

恋愛というものは、真剣であれば真剣であるほど上手くいかないと思います。

勿論不真面目なら良い訳ではありません。

真剣過ぎると些細な事が目立つようになり
ほんの少しの差異が、取り返しの効かない問題へと発展してしまいます。

相手を何よりも好きでいる事は大切で重要ですが
欠点を認めて補い合い、笑って乗り越えていけるくらいの関係が丁度良いと思うのです。

大事にするだけでは、好きでいるだけでは、一緒に居れない事もあります。

ですから恋愛は「惚れ通すと負け」です。

何でもかんでも「好きだから」で済ませてしまうと、確実にお互い傷付きます。

それは瞬間的には心が安らぎますが、依存してしまう結果となり
いつか貴方の半身を無理矢理削いでいく事になるでしょう。

削がれた傷口は癒える事なく、時間と共にじわりじわり腐敗していきます。

腐敗はそのうち心まで腐らせて、貴方という「人間」を腐らせてしまいます。

今更ですが、筆者もそろそろ限界が近いのです。

「忘れてしまえばいい」と聞きますが、忘れる事は決して出来ません。

未練が在る訳では無いのです、本当に、それは微塵も。

ただ、思い出しはしなくても、忘れる事は誰も出来ないのです。

お酒などを飲んでも、何一つ忘れさせてはくれません。

お酒は痛み止めの様なもので、効いている間だけ解らなくなるだけです。
効果が無くなれば、嫌でもひりひり痛くなってきます。

お酒を飲んで好きなように暮らして、物や人に八つ当たりをし
それでも生活をしていけるのであれば、どれだけ楽だったでしょう。

知らない土地で一人生活を続けて、車で五分も走れば
いつか好きだった人が違う人と生活をしているかも知れないなんて
幸せならば安心ですが、これ以上の苦しさは皆目見当が付きません。

仕事に逃げて、とにかく休む事なく働いてきましたけれど
なんだかもう、頭がおかしくなってしまいそうなのです。

いえ、事実頭は既におかしくなっています。

筆者は見事に狂人なのであります。

腐りきって、もうきちんとした判断が出来ないのかも知れません。

もう一度云いますが、本当に未練は無いのです。

無いのですが、おかしな状況が続くのです。

これを云うと「それは未練が・・・・・・」と思われるかも知れませんが
一人になってから、「ある数字」に常に惑わされています。

それは誕生日の数字です。

筆者は七月二日が誕生日なので、「0702」や「702」といった感じなのですが
これがほぼ毎日好きだった人の数字で現れるのです。

ぞろ目や縁起の良い数字の様に、人が好む数字では無いのにも関わらず
ふと見た時計、ナンバープレート、買い物の金額、欲しい物の発売日など
三桁もしくは四桁の数字が、一日に何回も目に付くのです。

昨日など、信onをしていて、生産をする為に材料を買おうと思い
ランダムにお金を下ろし、それで買いたい物が何個買えるか最大表示したところ
見事ぴったり、三桁でその数字が表示されたりしました。

下ろした金額も、買った物の金額も、ぴったりの数字では無かったのに、です。

あの瞬間は何もかも嫌になりました。

きっと、あの人はもう思い出してはいないと思います。

それで良いのですが、どうして筆者は無駄に苦しむのかが解りません。

例え新しい一歩が一生訪れないとしても構いません。

ただ、ここからはもう動き出さなければいけないのです。

ここに居ては状況は変わってくれません。

もうすぐで、きしむ心さえ無くなってしまいそうです。
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by ryu-cat | 2010-05-07 21:14 | 日常雑記 | Comments(0)


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