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真実はいつも一つ!



と、某名探偵は云っていますが
果たして本当に、そうなのでしょうか?

はい、真実は一つです。

各々受け取り方は違うとしても
真実は真実でなければ、真実に成りません。

それを否定したがるのは、事実が違うからです。

事実は人の数だけ在るので
その事を認識しない限り、真実は出てきません。

だからといって、真実は事実の集合体ではないのですが。

話は変わりますが「シュレーディンガーの猫」
という思考実験をご存知でしょうか?

自然科学に関する事なので、詳しいどころか
全くの無知なのですが「思考実験」に関する事だけ話に出したいと思います。

ごくごく簡単に説明すると、こういった実験です。

まず、蓋のある箱を用意します。

その箱の中に、ある物質とセンサーと毒、そして猫を一匹入れます。

センサーと毒は連動しており
ある物質が「出すかも知れないもの」を検知すると
箱の中に毒を充満させる仕組みです。

毒が充満すると、猫は死んでしまいます。

さらに、ある物資が出すものも
「出すかも知れない」し「出さないかも知れない」ので
確率として、猫の生死は常に50%となります。

これで蓋を閉じ、一定時間後、猫はどうなっているか?

蓋を開ければ解りますが、開けるまで「真実はどうなっているか?」

と、こんな具合です。

とりあえず、皆さんの心にツッコミをしていきたいと思います。

・「いや、窒息してしまうでしょ」
これは「思考実験」ですので、窒息は考えないで下さい。

・「例え思考実験だとしても、動物にそんな事をするなんて!」
シュレーディンガーが生きていたら、猫好き代表で文句を云っています。
ただ、この場合、猫である必要はありませんが
「生きているもの」を出さないと、この実験は成立しないのです。
理由は量子学の範疇になってきますので、お答えしかねます。

・「ある物質って何?」
放射性物質です。
物質の特性を理解出来ていないので、端折らせて頂きました。

・「説明が意味不明だ」
お手数ですが、Wikipediaで調べて下さい。

さて、どう思われますでしょうか?

シンキングタイムとして、以前載せた猫の画像でも。

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宜しいでしょうか?

まず、前提としてお断りをさせて頂きますが
あくまで「思考実験」として話に出しただけですので
「シュレーディンガーの猫」を解く訳でも、批判する訳でもありません。

引用の様なものと考えて下さい。

まず、この思考実験を解体して出てくるものは、次の四つです。

・毒が充満している真実。

・毒が充満していなかった真実。

・毒が充満している事実。

・毒が充満していなかった事実。

この思考実験では、蓋を開けてからの「事実」は意味を成さないので
二つの事実については不要とします。

つまり、箱の中には、二つの真実が混ざった
「毒が充満しているけど、充満していない真実」が残る訳です。

これは一体どういう事か?

物理学者のエルヴィン・シュレーディンガーは
このパラドックスを用いて、ある量子論を批判したそうですが
それはまた別のお話なので、興味があれば調べてみて下さい。

とにかく「こんな状態は在り得ない!」と叫んだのです。

ですが、しかし──。
おれは「在り得る」と思います。

自然科学の世界ではなく、哲学の世界になりますけれど。

人に相談された時によく云う言葉なのですが
「答えは一つじゃない。実は二つ在る。
どちらかを選ばなければいけないけれど、一つに拘る必要は無い」

例えば──自動販売機でジュースを買う時など。

「コーラが飲みたいなぁ。でも、コーヒーも飲みたい。
困った、どっちを飲めば良いんだろう?」

コーラを飲めば、コーヒーが良かったと後悔するかも知れない。
コーヒーを飲めば、コーラが良かったと後悔するかも知れない。

でも、最近はコーラが多かったからコーヒーにしよう。
待てよ、両方買って、両方飲めば良いんじゃないか?

そうすればきっと、自分は納得するんじゃないか?

結局のところ、どんな行動を選んでも変わらないのです。

一見、ただの優柔不断に思えますが
これは誰もが頭の中に置いているパラドックス。

なんでも迷わずに決める人も居ますが
そういう人は「これ」に気付いているか、全く気付いていないだけ。

解り易く云います。

「白」か「黒」か選ぶとするなら、選ぶのは「白黒」です。

「裏」か「表」ならば「裏表」です。

どちらかが好きで、片方しか選ばなくても関係はありません。

さっきの箱の様に「開ければ事実が出てくるだけ」なのですから。

「本質は二つの事柄で構成されている」のです。

納得いきませんか?

ならば、計算してみて下さい。

二つの内一つを選ぶのなら1/2ですよね。
答えは0.5になると思います。

二つの内二つを選ぶなら2/2です。
答えは1になりませんでしたか?

こうして二つを認識して選択する事が「一つを選ぶ」という事です。

幸せを選べば不幸も在るし、不幸を選べば幸せも在る。

だからといって、どちらでも良い
または「おざなり」に捉えるのではなく
きちんと認識した上で行えば、それが一番だと云いたいのです。

「シュレーディンガーの猫」は、皆さんの中に居るものです。

迷った時、そっと撫でてやれば
少しだけ選択肢のヒントを教えてくれるかも知れませんよ。
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by ryu-cat | 2010-03-06 02:14 | 日常雑記 | Comments(3)
Commented by まりおん(’’ at 2010-03-07 21:45 x
>話は変わりますが「シュレーディンガーの猫」という思考実験をご存知でしょうか?

「シュレーディンガーの波動方程式」しか知らん(’’
「シュレーディンガーの猫p」ならば毒が出ようが出まいが生存率100%ですよww
Commented by ryu-cat at 2010-03-09 21:20
方程式調べたけど、解る訳がなかった・・・・・・w

何故おれは生存率が100%なのだ!

おれ自身が毒だからか!?
Commented by まりおん(’’ at 2010-03-09 22:24 x
>おれ自身が毒だからか!?

「毒?だから?w」と言ってのけると思いますw
毒より怖いものは身近にあります・・・くノ一とかw


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