感想の喚想。

果たして喚想出来るのか!?



無理でした。

書こうと思っていた内容を見事に忘れた。
珍しく構想がまとまっていただけに、とても残念。

いつも通り、ぶっつけ本番でいきます。

さて「そらすこん」は書籍だけれど、元はブログである。

物書きをされる以前の、三年間の記事で構成されている。

なので、正直なところ、最初は本と思えなかった。

インターネットで人のブログを読むのと同じ気分。

ただ、とても読み易かった。

次から次へと読み進めてしまえて
その頃には「川上未映子」さんを色々知れていた。

川上未映子さんは裸だと、おれは思う。

いや、そういう意味じゃないよ?
そういう意味じゃないので、川上さん、続きを書く事を許して下さい。

イメージが、裸で外を歩いてる様に思えるのだ。

つまり、どういう事か。

例えば今、ちょっとコンビニに行こうとしたら、皆どうする?

とりあえずパジャマを脱いで、外に出れる服に着替えるはず。

なるべく寒くない格好にね。

それでも外に出れば、多少なりは寒い。

でも「寒さは防げる」でしょう?

それが大多数の人が取る行動だと思う。

しかし、川上さんは違う。

川上さんは、パジャマを脱いで、着替える事なく外出してしまうのだ。

そして「寒っ!なんでこんな寒いの?冬とはなんて恐ろしい季節なの」となる。

解るかな・・・・・・勘違いして欲しくないのだけれど、馬鹿なんじゃないよ?

そう──神経が剥き出しの状態なのさ。

だから、人よりも敏感に、人よりも深く刺激を受容する。

我々が普段、感じまいとする事を感じ
世の中に流されてしまう思考を摑まえ、熟考する。

頭のてっぺんから足の先まで、それ全てが「川上未映子」さんなのである。

脳で行う事を全身で行っている。
これは同時に、相当な厳しさを覚えると思う。

受容されるのは、良い刺激ばかりではないからだ。

痛みや恐怖は何倍にも増幅されるだろうし
また、なかなか忘れてしまう事も出来ないだろう。

一人ならば潰れてしまう。

潰れてしまうが、川上さんは、沢山の人に囲まれている。

これは本当に本当に、素晴らし過ぎる。

入院していた時にも、他の人を見て思った。

なんだかんだと身の回りの事をしに来てくれる人が居たりして
何かしてもフォローしてくれたり、心配をしてくれる。

人は人が居ないと生きられない。

川上さんは、自分を最大限に発揮できる環境と
最大限に生きれる環境を持っている。

だからこそ、ここまで「川上未映子」さんなんだと思う。

なんにせよ、その川上さんが書く文章は、とても良いものです。

一つの「もの」から、十も二十も言葉が出てきて
それらを上手く文章に変換していく。

マジシャンの手の中から、国旗の付いた紐が出てくる様に
「あれまあれま、どんどんと出てくるわ」と、驚愕するばかり。

興味があるのなら、これは読まれると良いですよ。

「そらすこん」という「川上未映子」さんと、お喋りでもされてみてはどうですか?
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by ryu-cat | 2010-02-04 00:42 | 日常雑記 | Comments(0)


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